あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
小豆とおせち.png
予約診療のお知らせ  
当院では今まで、一般的な診療に関しましては
予約なしの診療を行ってまいりましたが
スタッフ不足のため、患者さんには
長い時間お待ちいただくことが多くなってきました。

つきましては、混雑の緩和と診療内容の充実を図るべく
時間を区切って予約制の診療を行うことといたしました。

日曜・祝日は完全予約診療、
平日は午後より予約診療となります。


皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願いいたします。
予約の方法につきましては、当院HPにてご確認ください。



2011年01月26日

ストルバイト!

スタッフ飼い犬あずき、
病院犬(飼い主募集中)ハル
そろって尿にストルバイト結晶が出てしまいました。

ストルバイトって?→→ こちらこちら(猫)など
ストルバイト.bmp


せっかく病院にいるので(?)
どのように尿pH(酸性・アルカリ性を示す値)が変動するのか見てみたい
(要するにスタッフMHの興味)、

幸い血尿などはないし、ということで
薬やサプリは使わず、おしっこするたびに尿検査をする毎日です。

ストルバイト結晶は、尿がアルカリ性に傾いた状態で産生され、
酸性尿では溶ける、というもの。


******************************

現在、ハルはドライフードのみ、あずきはドライ手作り食併用ですが
おおざっぱに言って「肉・穀物」は尿を酸性に傾け、
「野菜類」はアルカリ性に傾ける
ということなので…
あまりにも直球ですが、食事に肉と穀類を足すことに。

ということで
ドライフードのみのハルは、夜の食事に生肉(馬←たまたまあったから)、
手作り併用あずきは、今まで食べていた野菜+牛肉のごった煮の量を減らし、
豚肉+大麦のおかゆを足しました。
ハルごはん110126-1s.jpgこれがハルごはん
食べっぷりはこちら


また、運動は尿pHを下げ、飲水量を増やすのに効果的ということで
積極的に運動を…
と言ってもハルは怖くて外に出ることがまだできないので、
病院の中で遊んでもらいます。
あずきは散歩の時間を長めに設定。

**************************************

この二つの対策は最初からがっちり行っているわけではなく、
あずきが下痢をしたり、ハルは涙やけ対策として目下フードジプシーだったりと
対策としては中途半端に行っておりますが、

1月下旬から結晶が出始め、毎日検査を繰り返している間に
結晶は出たり消えたりを繰り返しています。

感触としては
「pHがずいぶん上下するなあ…」
(測定したうちの最高値が9.0(!)、最低値は6.0。すごく高くても24時間後には6.0まで下がったりする)
がひとつ、もうひとつは
「けっこう食事の影響がすぐ出てるような感覚が…」

ネットであれこれ読んでまわるところによると、
食べ物によって尿のpHに変化が出るには時間がかかる
この方はご自身の体で試されていました)
という説もあり、すぐに尿pHに反映されるものではないらしいのですが…

感覚としては、肉メインにした次の日は、すぐに尿が酸性になっているような気がします。


またネットを泳ぎ回って得たもうひとつの知見
「手作りでストルバイト結晶を消すのはたいへん難しい」ということもあるのですが…。


う〜む、動物の体というものは複雑にできておりますな(いまさら)。
ハルとあずきには、引き続き協力していただきます。
ハル小豆101221-3s.jpg仲良しコンビ(病気的にも)

つづく

posted by 病院スタッフ at 15:07| Comment(5) | 院内のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして!

食事によるpH値変化のテストに興味がありコメントさせて頂きました。

今月に行った尿検査でストルバイトが出てしまいました
まだ、療法食を与える与えないの段階では無いのでと病院に言われ、お肉絶ちをする事になりました。

が、お肉は酸性に傾けると言うご意見も多いので迷っています。

ご飯は
朝:フード(ナチュラルバランス)、消化酵素、アガリスク等の粉末、オメガ3系のオイル
夜:朝と同じ+馬肉を40g、クッキー2本、無糖無脂肪ヨーグルト大さじ山盛り1杯

年齢は保護犬なので約8才
毎年行っている血液検査は優良で腎臓も肝臓も健康です

こちらでお肉メインにして結果的にどうだったのでしょうか?

Posted by 雷姉 at 2015年02月06日 09:29
雷姉さま


コメントありがとうございます。
以前の記事へのコメントのためお返事が遅くなりまして申し訳ありません。

結論から申しますと、結果は「よくわからない」という事になります。
お役に立てなくて申し訳ありません。

頻繁に尿検査をした結果わかったことは、尿のpHは一日で大きく変動するということです。
ですので、結晶はできても融ければ問題なしということで、小豆にもハルにもこれといった治療を行わず現在に至ります。
小豆に関しては、水分を多めにする以外は、食事もそのときどきで変えています(ハルに関しては現在の状態は不明です)。

実際の食事内容に関しては、せっかく教えていただきましたが、ブログコメントの範疇を超えると思いますので、コメントは控えさせていただきます。

あとはかかりつけの先生とご相談の上、今後の方針を考えることをお勧めいたします。

Posted by 羽生 at 2015年02月20日 12:12
お返事有り難うございます。

やはり判断は難しいのですね・・・・。
かかりつけの先生も尿に出る出ないも微妙な時があると言ってました。
何で出るも不明なので肉が原因とも言えないとは言われてます。

切り分けテストは時間が掛かるが、我慢忍耐です。
そろそろ肉絶ちして一ヶ月なので尿検査をします。
良い結果が出てくれないかなぁ。

結晶が出てから水は良く飲ませるようにはしてます。
実は結晶が出る前に、なんか水分を取る量が減ったのは気になっていたので、飲む量が戻っているので良い結果が出そうな気もします。

大型犬で年齢が解らないので難しいですが、食生活で不自由無い生活をさせてあげたいです。
Posted by 雷姉 at 2015年03月02日 11:31
Posted by 羽生 at 2015年03月13日 16:11
雷姉さま

お返事ありがとうございます(^^)

正直なところ、原因不明の病気についての対策といってもなあ・・・という気も(病院なのに?)。

かかりつけの先生もおそらくご存知かと思いますが、
「尿にストルバイト結晶が検出されることが病気であるとは言えない」
というのは教科書的にもセオリーです。
なので、結晶が出ていてもがっかりすることはありませんよ。

ともあれ、検査の結果がよいといいですね。



ところでお食事についてですが、

私の犬はアレルギーの疑いがあり、食事についてはわりと制限の多い生活を数年来続けています。

実際に手作りごはん含めアレルギーの犬の食事管理をしてみて実感したことは、食材に制限が多くても、食事の楽しみを味わうことはできるということです。

食材の選び方ももちろんですが、加工のしかた、与えるタイミング、与えるときのちょっとしたコミュニケーションやトレーニングなどで、喜び方がかなり変わります。

各家庭のしつけの方針によっても変わるかもしれませんが、少なくともうちの犬は、食べられるものが療法食のドッグフードのみという時期も、ごはんタイムを十二分に楽しんでいるようですよ。
自分用のランチョンマットに向かうときの飛び跳ねるような足取りを見ているとこちらも楽しくなります。

わんちゃんのためにあれこれ工夫して、楽しんでみてくださいね。
Posted by 羽生 at 2015年03月13日 16:12
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